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■ 帰路時に考えた事。
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この太陽系の中だけで考えた、話。


多分この太陽系の他の惑星に知的生命体は現在いない。
無生物の世界が広がっている事だろう。
この地球も多分そうだった。
この夕焼けは多分、その頃からあまり変わっていない。
この太陽系で、無生物というのは当たり前なんだ、多分。

でも今ここにいる私達は。
道路を見ると車が走っている。
その中には人が乗っている。
私達が歩いている。
自分でなんか考えてる。
家の中には明かりが灯っている。
動いている。

・・・変な星だ。
なんでみんな動いてんの?
これが当たり前とか、変な話だ。

家に帰るとお母さんが洗い物しながら「おかえり」って云う。
動いてるよ、この人も。
電気もついてるよ。

なんだろねえこれは。
「地球真っ盛り」って感じだね。
もしや今が地球の全盛期なのかもしれない。
「環境問題が云々・・」と考えられるのも、
モトとなる環境と、それを考える人間がいるから考えられる、っていう贅沢な話で。
居なくなったら、なんも無いもんね?
今が地球の全盛期か。
すぐ近くの火星には水脈のあった跡があったり、地下に氷が実はあったり、という情報もある。
今は生き物居ない、らしいけれど。
もしかしたら、火星にだって文明のあった時代があったんじゃないか?
そう考えると、もしかしたら「文明の全盛期」って交代制なのかも、とか。考えてしまう。
「前火星だったから、次は地球の番かな」
「よっしゃやったるでえ!」
開花!
みたいな。
ごめんちょっとフザケすぎた。
でもやっぱり何かの「流れ」はあるのかも、と思う。
どの歴史でも栄枯盛衰は存在しているから、
その法則はおそらくその長さに関わらず、存在するもの全てに当てはまるんだろうと思い、それは文明や惑星や宇宙だって例外じゃないのでは、と。
盛りあるものはやがて衰えていくんだろう、と思っている。
それで考えていくと、今は多分地球の「盛」期なんじゃないかと思っている。
衰えるにはまだちょっと早いような気がしている。
衰える時は、色んなものが「尽きる」時のような気がする。
文明としてはアレだ、それを発明する「人」や、モトとなる「資源」や、生きていける「環境」が「尽きた」時だ。
星としての究極はアレだ、中の核融合反応が「尽きた」時だ。


そうやって色々考えると、今地球で色んなものが動いていてもオカシくないのかもしれない、と思えてくる。
今は地球の番だから。
こんなのがあってもオカシくないのかもしれない、と。


・・・でもやっぱり動いてる人やモノって、おっかしーの。
そんでもって、面白い。

 

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